仕事を求める人１人に対しどれだけの仕事があるかを示す今年８月の有効求人倍率は前の月から上昇し１．１０倍でした。

栃木労働局によりますと、８月の県内の有効求人倍率は前の月と比べて０．０１ポイント上昇し１．１０倍でした。

８月は栃木県がまん延防止等重点措置、さらに緊急事態宣言に追加された月でしたが、人手不足が続く建設業と製造業で前の年に比べて新規求人が増加しています。

また、全国展開する飲食店から大規模な求人が出されたことも有効求人倍率を引き上げた要因とみられます。

栃木労働局は雇用情勢について一部持ち直しの動きが見られるものの、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響に注意する必要があるとしています。