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MicrosoftのAI&リサーチ部門でAIチャットボットの研究を行っていたチームがスピンアウトして2020年6月に設立したAI開発企業のrinna株式会社は、2021年9月15日発行の情報処理学会誌「情報処理」Vol.62に、同社の研究に関する解説記事が掲載されたことを発表した。

記事は、情報処理学会誌「情報処理」Vol.62の小特集「身近になった対話システム」。同社のリサーチ・データマネージャーの沢田慶氏による解説記事で、「一般ユーザとの雑談会話のための AI チャットボット」。日本を代表するAIチャットボットのひとつ「りんな」に導入されてきた雑談会話に関する技術が解説されている。

記事は下記のリンクから、全文を購読することができる。

身近になった対話システム:4.一般ユーザとの雑談会話のためのAIチャットボット:

沢田慶, 情報処理, pp. e19-e23, 2021年9月.(「Paper」をクリック)

https://rinnakk.github.io/research/publications/IPSJ-MGN6210/index.html

rinnaはAI対話技術として、ディープラーニングを活用し、AIが文脈に応じた会話文を自動生成して人間と自然に会話する「共感チャットモデル」、AIが話し声や歌声で豊かに感情表現することを可能にする「音声合成システム」などの技術などを発表してきた。

これらの最新技術は、同社が運営するLINE上のAIチャットボット「りんな」や、会話内容や音声表現をカスタマイズしてキャラクター性を持たせたAIチャットボット「AIキャラクター」を開発できる法人向けプラットフォーム製品「Rinna Character Platform」、スマートフォン上でカスタムのAIキャラクターを育成できるアプリ「キャラる」に応用されている。

(ロボスタ編集部)