大塚寧々、『緊急取調室』に参戦!天海祐希と12年ぶり再共演「全力でぶつかっていきました」
天海祐希演じる叩き上げの取調官・真壁有希子が、可視化設備の整った特別取調室で取り調べを行う専門チーム「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」のメンバーとともに、数々の凶悪犯と一進一退の心理戦を繰り広げる『緊急取調室』。
50年ぶりに動き出した活動家・大國塔子(桃井かおり)が国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑糾弾を叫び、ハイジャック事件を起こすところから始まった第4シーズンも、ついに本日9月9日(木)放送の第8話から最終章へ突入!
今シーズンの命題“キントリ解散”が15日後に迫るなか、“いまだ本当の意味では解決していない”ハイジャック事件に端を発した決着バトルも、畳み掛けるように大きく動き出す。
というのも第8話の冒頭、公判で警察の公式発表を覆す真相を語りはじめた塔子がなぜか“急死”!
何か裏があると直感する有希子らキントリの面々に詳細を詮索されては困る刑事部長・北斗偉(池田成志)は、ネット通販会社の物流センターで働く主婦・あゆみ(宮澤エマ)が男性社員を誤って転落死させた事件の事情聴取を命じる。
ところがその結果、キントリのメンバー・菱本進(でんでん)が単独捜査に走った挙げ句、逮捕される事態に!
さらに急展開は続く。なんと塔子の国選弁護人だった羽屋田空見子が突然、逮捕された菱本を救うために力になりたいと言い、有希子の前に出現!
この救世主・空見子を大塚寧々が熱演。主演・天海と12年ぶりの共演をはたす。
◆大塚寧々、難役となる救世主・空見子を熱演
2008年に『Around40〜注文の多いオンナたち〜』で天海の親友役を演じ、2009年公開の映画『アマルフィ 女神の報酬』でも天海と共演した大塚。
今回はそのとき以来の再共演となるため、大塚も「優しくて本当にカッコいい天海さんとまたお芝居させていただくことができて、うれしかったです」と声を弾ませる。
その一方で、今回演じる救世主・空見子は一筋縄ではいかない役どころ。演じる大塚も「羽屋田空見子を表現することはとても難しかった」と吐露。「とにかく一つひとつ丁寧に気持ちを拾い、心で動き、魂で感じることを大切にしました。点と点を結び、糸を紡ぐような感じでした」と苦闘を明かす。
そんななか、「天海さんとのシーンでは全力でぶつかっていきました。天海さんが全身で受け止めてくださり、本当に心強かったです」と撮影を振り返る大塚。
確固たる信頼関係が端々に感じられる、天海&大塚の再共演の幕開けに注目だ!
◆大塚寧々 コメント(全文)
『緊急取調室』に出演させていただくのは緊張するとともに楽しみでした。
限られたなかで、羽屋田空見子を表現することはとても難しかったですが、とにかく一つひとつ丁寧に気持ちを拾い、心で動き、魂で感じることを大切にしました。
点と点を結び、糸を紡ぐような感じでした。あとはリズムが必要だと思ったので、とにかく普段の自分より速度を上げていた感じです(笑)。
そんななか、天海さんとのシーンでは全力でぶつかっていきました。天海さんが全身で受け止めてくださり、本当に心強かったです。優しくて本当にカッコいい天海さんとまたお芝居させていただくことができて、うれしかったです。
◆第8話 あらすじ
「緊急事案対応取調班(通称・キントリ)」解散まで15日――。真壁有希子(天海祐希)らキントリの面々が胸をざわつかせる出来事が起こった。
国土交通副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑糾弾を叫び、ハイジャックを敢行した大國塔子(桃井かおり)の“急死”が報じられたのだ!
自らが機内に持ち込んだ爆弾は“偽物”だったと証言し、「処理中に爆発した」という警察の公式発表を覆した直後の病死…。塔子の証言が真実であることを知る有希子らは、何か裏があると直感する。ところが…。
宮越とつながる刑事部長・北斗偉(池田成志)がキントリが動き出す前に先手を打つべく、“最後の大仕事”を持ち込んでくる。
その大仕事とは…ネット通販会社の物流センターでアルバイトをする主婦・上原あゆみ(宮澤エマ)が、倉庫内で強引に交際を迫ってきた社員・桜田剛(須田邦裕)を振り払い、誤って転落死させてしまった事件の捜査。故意に殺した可能性も否めないため、あゆみはもちろん、同日に出勤していた従業員やアルバイト全員にも事情聴取をしろ、というのだ!
さらに、この事件を無事に解決すれば、キントリ存続の可能性もある…と加える北斗。だが、その真意は「塔子の死とハイジャック事件の真相を詮索しなければ…」ということにほかならず…!
そんななか、有希子と菱本進(でんでん)は、一貫して「自分が被害者を突き落としてしまった」と主張するあゆみの取り調べを開始。ところが、この事件の捜査はやがて“未曾有の大事件”を誘発してしまう!
あろうことか菱本が単独捜査に走った挙げ句、逮捕されてしまったのだ!! しかも、塔子の国選弁護人だった羽屋田空見子(大塚寧々)が突然、有希子を訪ねてきて…!?