本は読む? 本は聴く時代! Amazonオーディオブック「Audible」の快感度

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現代人の情報源は、インターネットがメインになり、現代はデジタルが主流の社会や生活に移行している。

それでも知識の源である「本」の重要性は変わらない。

デジタル社会のいまでも本は、「知の宝庫」なのだ。
新しい知識やスキルを身につけたり、新しい小説に感動したり、いずれも人生を豊かにしてくれる。

とはいえ本を読む習慣は、時代や世代の移り変わりにより低下している。

そこで注目したいのが、本を聴くAmazonのオーディオブック「Audible」(オーディブル)だ。


■40万冊以上のオーディオブックを楽しめる
Audibleは本を声で聴けるオーディオブックサービスだ。
オーディオブックごとにナレーションが決まっているため、性別を選択することはできないが、聴き心地のよいプロのナレーションで本を聴くことができる。

オーディオブックは、本を聴くため、移動中でも視野を塞がずに利用できるのが最大のメリットだろう。また、目が疲れないため、眼の疲労による肩こりや健康被害を予防することもできる。デメリットは、本のように、気になるところにマーカーをいれたりすることぐらいだろう。

AmazonでAudibleは、すでに40万冊以上のオーディオブックが陳列されている。
最初の1冊は無料。それ以降は有料での購入となる。
価格は300円から。大半の本は3,000円以内で入手が可能だ。

高額なオーディオブックもある。
・2021年版 パーフェクト宅建士聞くだけ (全3巻) 1万2,500円
・起きてから寝るまで英語表現 4本セット 8,800円
・夜間飛行メルマガ 名越 康文 17本セット 8,500円
・改訂版 究極のビジネス英語 4本セット 6,590円
複数の本がまとめられているため、紙の本を購入するのと同じぐらいの価格設定となっている。

Audibleは、会員になるともらえるコインでオーディオブックを購入することもできる。
Audible会員は、月額1500円(税込)の利用料を必要とするが、下記の特典が付与される。
・自由に選べるオーディオブック1冊
・無料で聴けるボーナスタイトル1冊
・聴き放題のポッドキャスト


〇自由に選べるオーディオブック1冊
毎月1コインが付与され、1コインつき、価格にかかわらず、オーディオブックを1冊ダウンロードできる。コインを使い切ってしまっても、会員なら30%OFFでオーディオブックを購入できる。


〇無料で聴けるボーナスタイトル1冊
自由に選べるオーディオブックに加え、月替わりのオーディオブック1冊を無料で聴くことができる。ダウンロードにコインを必要としない。


〇聴き放題のポッドキャスト
Audibleでしか聴けないポッドキャストを好きなだけ聴くことができる。

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今月のボーナスタイトルは「マル暴総監」だ


■Audibleで読書を楽しもう
Audibleはパソコンでも聴けるが、iPhoneやAndroidスマートフォンを使用すれば、イヤフォンにより移動中でもオーディオブックを楽しめる。
そのため筆者はiPhoneとAirPods Proを使用して、Audibleを利用している。

Audibleは、
・WEBブラウザでサインイン
・本を選んで会員登録
・iPhoneアプリをダウンロードしてサインイン
3ステップでオーディオブックを聴くことができる。


まずは、パソコンからオーディオブックを購入しよう。

AudibleのトップページからWEBブラウザでサインインすると、オーディオブックが表示される。
「コンテンツ」を選択すると、自己啓発、歴史小説、語学学習などのジャンル別に分かれているため、目的の本を見つけやすい。

自己啓発、歴史小説、語学学習などのジャンル別に分かれている。
面白そうな本を見つけたら、その本をタップしてみよう。詳細情報が表示される。

筆者はまず、「あらすじ・解説」を読んで、本の内容を確認する。
その後、「サンプルを聴く」をタップしてナレーターの声をチェックし、納得したら購入しよう。


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最初の1冊は無料なので、Audibleに興味を持ったら試してみよう


右上には検索窓があり、タイトルやナレーター、著者名で、オーディオブックを検索できる。

たとえば、「起業」と検索すれば、起業に関連したオーディオブックを見つけられる。
Amazonのカスタマーレビューを表示できるため、読者の率直が感想を知ることができる。


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「起業」に関連したオーディオブックを検索してみた


パソコンで購入したオーディオブックは、iPhoneアプリにも反映され、いつでも聴くことができる。

iPhoneアプリでは、再生に加え、
・再生速度
・目次
・スリープ
・ブックマーク
などの操作ができる。

再生速度は、0.5倍から3.5倍まで、0.1ずつの刻みで調整できる。YouTubeを2倍速で聴いている筆者はいつも2.0倍で再生しているので、1時間のオーディオが30分で聴ける。

目次は、オーディオブックの目次を表示するもので、たとえば、第3章を選択すれば、そこから音声の再生が可能だ。

オーディオブックの中には、付属資料・PDFが用意されているブックがある。
こちらもアプリ上の「目次」で確認することができる。

スリープは、タイマーをセットしたいときに使用する。
睡眠時に本を聴きたいときに便利だ。筆者はだいたい30分ぐらいで寝られるので、いつも30分でタイマーをセットしている。

ブックマークは再生途中の箇所を保存するもので、筆者は気になった箇所をチェックするのに使用している。

オーディオブックの使用頻度だが、筆者は英語学習のため、毎日30分程度使用している。
また電車で座れたときには、なるべくオーディオブックを聴くようにしている。


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iPhoneアプリを使用すれば、場所を選ばずにオーディオブックを聴ける



Audibleを利用すれば、目が疲れずに、いつでもどこでも読書が楽しめる。
読書の時間がとれない人だけでなく、今まで以上に読書を楽しみたい人は、新しい読書スタイルとして、Audibleで本を聴いてみてはどうだろうか。


ITライフハック 関口哲司