ワクチン接種 ノウハウ共有し職域接種拡大へ 那須塩原
ワクチン接種について、那須塩原市は24日、市内の病院や企業などと合同で会見を開き、市内の企業や団体に職域接種を積極的に勧めていく方針を示しました。
会見に臨んだのは渡辺美知太郎市長のほか、国際医療福祉大学病院、市内に工場を置くブリヂストンなど5つの企業や団体です。
いずれも従業員やその家族などを対象に職域接種を実施しているか、今後実施する予定で、対象となる人は5つの団体で合わせておよそ2万人となる見込みです。
市ではこれら5つの団体をモデルケースに職域接種を通して市内でのワクチン接種を加速化させたい考えです。
新たに職域接種を希望する企業や団体に対しての支援も考えていて、ブリヂストンは会場の提供を、国際医療福祉大学病院はワクチンの打ち手となる医療従事者の確保などについて、市と連携して協力する意向を示しました。
市は集団接種で培ったノウハウを提供することで、職域接種を望む団体をサポートしていく方針です。
一方、64歳以下への接種について、市では7月23日から始める予定で、7月8日から接種に必要な券を発送します。
集団での接種をメーンに基礎疾患のある人から優先的に受け付けを行います。