【MLB】菊池雄星、打球直撃で打撲の右膝は「状態を見て判断する」 指揮官は8Kの力投評価
4回まで8奪三振で2失点も…打球直撃で4回0/3を5安打4失点
■エンゼルス 12ー5 マリナーズ(日本時間6日・アナハイム)
マリナーズの菊池雄星投手が5日(日本時間6日)、先発した敵地でのエンゼルス戦でアクシデントに見舞われた。4回まで8奪三振の力投を見せていたが、5回に打球が右脚を直撃。グラウンドに倒れ込んで自ら歩けず、そのまま降板となった。球団によると、右膝打撲の診断。患部の状況について、スコット・サービス監督は試合後「骨折とかではないと思っている。明日また状態を見ることになる。そこからまた判断していく」と見通した。
菊池は初回、後輩の大谷から先制の16号ソロを被弾。4回にはスタッシにソロを浴びたが、リードを保って勝ち投手の権利がかかった5回のマウンドに上がった。無死一塁の場面で、フレッチャーが放った打球が右膝の内側周辺を直撃。起き上がることができずに両肩を支えられてベンチ裏に下がった。このプレーで捕手の送球エラーがあり3失点目。さらに継投した投手が痛打を許し、菊池は4回0/3を5安打4失点(自責点2)で防御率3.92に。自身3連勝はお預けとなった。
よもやの降板となったが、指揮官は「素晴らしい球を投げていた。絶好調だった」と投球を評価。初回に大谷に一発は浴びたものの、3アウトは三振で奪ったことに触れ「今夜は直球にもかなりの伸びがあった。スライダーも素晴らしかった。非常に有効に投げ分けていたし、これまで我々が見てきた投球だった」と総括した。(Full-Count編集部)