提供:保護猫カフェきゃりこ武蔵野店・ふじみ野店(@calicomusashino)さん

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兄弟猫に長時間毛づくろいされている白猫がTwitterに投稿され、その心の声がにじみ出るような「虚無顔」が反響を呼んでいる。

白猫の太陽くんとキジトラの夢小路くんは、「保護猫カフェきゃりこ」ふじみ野店で暮らしている。2匹は別々の場所で保護されたが、迎えられた日が同じ、年齢も1歳と同じで、まるで本当の兄弟のような仲の良さだという。天真爛漫で猫なら誰とでも仲良くなれる太陽くんのことが、甘えん坊な夢小路くんは執着するほど大好きで、熱心に毛づくろいをしている。

この日も、お気に入りのバスタブ型の箱に入って寝ている太陽くんを発見した夢小路くんは、その上に乗って毛づくろいを開始。最初は互いに毛づくろいし合っていたが、夢小路くんがいつまでも舐め続けるため、ついに太陽くんが抵抗を試みる。すると、軽く一悶着起きるが、それでも夢小路くんは続行。そして、あまりのしつこさに抵抗を諦めた太陽くんの顔は虚無に。片方の前足を箱の外にだらりと垂らし、虚ろに遠くを眺めたまま放心状態となってしまった。夢小路くんは、この毛づくろいを1時間ほどは続けていたという。

太陽くんが虚無の境地に至る理由について飼い主は、「夢小路と仲が良いからこそ」ではないかと推測。逃げなかったのも「なんだかんだ毛繕いが気持ちいい」のではないかと話している。今回のようなケースのほか、毛づくろいを経て取っ組み合いの遊びに発展することもあるという。

放心状態の太陽くんと、せっせと毛づくろいをする夢小路くん。その対照的な姿が可愛くて面白いという声がTwitterには殺到。特に太陽くんの表情には、「どういう心境w」「虚無が過ぎるw」「日曜日夜11時頃の俺やん『明日からまた仕事…』」「目が逝ってる(笑)」といった声が寄せられ、大きな反響となっている。