©高橋宣之

2021年5月12日(水)から6月12日(土)まで、キヤノンギャラリーSにて、高橋宣之氏の写真展「神々の水系」の開催が予定されている。当初は5月8日(土)からの開幕が予定されていた展覧会だが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するための緊急事態宣言の発令を受け、4月29日(木・祝)〜5月11日(火)のキヤノンギャラリーは臨時休館。それに伴い、本展も会期が変更されている。

高橋宣之氏は、1947年生まれで高知県在住。1973年からフリーランスの写真家となり、「波」の撮影を始めた。1987年に「波」の撮影の最終目標地であったマゼラン海峡に入り、1年間ほど最果ての海原を撮影。帰国後は撮影テーマを「花鳥風月」に変え、さらに以降は「水」「仁淀川」「原生林地帯」などを撮影する“水系の写真家”として活動中だ。

高橋氏は県内の森や川や海などの自然風景を中心として撮影活動を行い、特に“仁淀川水系”の美しい水の源流である森の姿を中心に撮影を続けている。海の水が蒸発して雲を作って森に雨を降らせ、雨水が森の土に染み込んで地上に湧き出て川を作るという“水の循環”。高橋氏はそのいたるところに“神々”を感じながら写真を撮影してきた。

本展では、同氏が撮影した写真の中から厳選された約50点の作品を展示。展示作品は全て、キヤノン製の大判プリンタ「imagePROGRAF」でプリントして展示される。入場無料、日祝休館で、開館時間は10:00〜17:30。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間:
2021年5月12日(水)〜6月12日(土)

■開催場所:
キヤノンギャラリーS
東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー 1F

■問い合わせ先:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
url. http://canon.jp/