【MLB】大谷翔平、6回途中7K無失点好投も2勝目消滅 救援投手が逆転3ラン被弾、防御率2.41
5回0/3で7奪三振6四球1安打無失点、最速161キロ
■エンゼルス ー レイズ(日本時間6日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、本拠地のレイズ戦で今季4度目の先発登板に臨んだ。投打同時出場せずに投球に専念し、6回途中で7奪三振6四球、1安打無失点と好投。勝利投手の権利を持って降板したが、救援陣が打たれて2勝目はお預けとなった。防御率2.41、フォーシームは最速99.8マイル(約160.6キロ)。
制球に苦しみながらも奪三振ショーを演じた。初回、先頭・ロウをストレートの四球で歩かせたが、メドウズを中飛、ディアスを三ゴロを打ち取った。ウェンドルの四球で一、二塁としたものの、キアマイアーをスプリットで空振り三振に仕留めた。
2回は先頭・メヒアを捕邪飛。1死から筒香と対戦し、初球96.4マイル(約155.1キロ)のフォーシームで左飛に打ち取った。フィリップスに右前打を許したが、アダメスを空振り三振に抑えた。
3回1死ではメドウズの強烈なピッチャー返しを高く弾いてキャッチ。4回2死から筒香に四球を与えたが、続くフィリップスを空振り三振に仕留めた。5回は3者凡退。6回に先頭から2者連続四球を与えたところで降板となった。84球を投げてストライク47球だった。
2日(同3日)の敵地・マリナーズ戦で右肘付近に死球を受け、3日(同4日)の本拠地・レイズ戦での先発登板を回避。この日の登板前に、マドン監督は「非常に良い状態と感じているようだ。投げる気満々だよ」と話していたが、死球の影響を感じさせなかった。
1点リードの7回に3番手右腕・ゲラがロウに逆転3ランを浴びた。大谷の2勝目はならなかった。(Full-Count編集部)