ソダシの桜花賞Vを特集する競馬専門誌「ブラッドホース」(画像は競馬専門誌「ブラッドホース」のHPより)

写真拡大

G1桜花賞制覇のソダシ、白毛馬の走りに海外注目

 競馬のG1桜花賞(阪神競馬場・芝1600メートル)は11日、吉田隼人騎手騎乗の2番人気ソダシ(牝3歳、栗東・須貝尚)が無傷の5連勝で1冠目を制した。勝ち時計の1分31秒1は桜花賞レコードで、白毛馬初のクラシック制覇を達成。海外メディアも実際のレース動画を公開し、「信じられない!」「夢のような馬」などと称賛している。

 ソダシが快挙を成し遂げた。好位の内側でレースを進め、最後の直線で抜け出す白毛馬。ひと際目立った馬体が、最後は1番人気のサトノレイナスを首差で振り切った。純白の女王が誕生。ゴール後は悠々と駆け抜け、ファンを魅了した。

 白毛馬の勝利には、海外からも注目が集まっている。英専門メディア「アット・ザ・レーシーズ」公式ツイッターは、レース映像を公開するとともに「信じられない! ソダシがハヤト・ヨシダの下、桜花賞で優勝し、白馬として初めてG1のフラットレースで勝利した」と文面に記載している。

 豪競馬専門メディア「レーシング.com」の元編集長シェーン・アンダーソン氏もツイッターを更新。「美しく若い牝馬が日本の三大レースの初戦を制した。ソダシにはすでに狂信的なファンがいるが、彼女はこの勝利によって真のロックスターの称号を得るだろう。競馬にとって素晴らしいことだ」と文面で称賛した。米専門メディア「TVG」の国際競馬の解説員、キャンディス・ヘア氏も「ソダシは国際的レースの夢のような馬」とツイートしている。(THE ANSWER編集部)