退職しようと思った上司の奇行「客の言いなりになるな!要望は聞くな!」「″会社を乗っ取られる″と定期的に部長クラスを解雇」
会社の退職理由として"最悪な上司"を挙げる人は多いだろう。40代女性(販売・サービス職)もその一人だ。女性の元勤務先には「普段から『お前!』などと平気で怒鳴りつけてくる上司がいた」と打ち明ける。さらに女性は、
「元請会社が"お客様ありき"なスタイル。それなのに上司は常に『客の言いなりになるな!』とか『要望を聞くな!』とか言っていたので、ついて行けなくなり退職。最後は上司から詐欺まがいのことも要望され、怖くなった」
という声を寄せている。他の投稿も見ていこう。(文:鹿賀大資)
「赤字が続いていたようで、会社ごと買収。経営者も施設責任者もクビになった」
40代男性(販売・サービス職)も、以前働いていた介護施設で、上司に苦しめられた経験を持つ。入居者の一時帰宅を巡る件で、上層部から一方的に責任を負わされた男性だが、「その発端は前日の担当者にありました」と詳細を告発する。
「一時帰宅の確認を怠っていたことで、その手続きを巡り、入居者からクレームを受けました。ただ、そうした伝え漏れは少なくないので、前回と同じように対処しようとしたら、経営者と施設責任者による理不尽な攻撃に遭ってしまい……。そのせいで給与減額になりましたが、他の従業員はお咎めなしです」
この一件が退職の決め手となり、どうにか再就職先を見つけた男性は「早々にブラックな職場を去ることができました」と振り返る。その後、風の便りで「あのショートステイは赤字が続いていたようで、会社ごと買収。経営者も施設責任者もクビになった」という情報を知った男性は、
「でも他の施設に虚偽の経歴で採用されたと聞きました。早く化けの皮が剥がれてほしいです」
と綴っている。
新卒の研修期間中に、専務が有能な100人を引き連れて集団退職
50代男性(IT系技術職)は、新卒時代に味わった衝撃的な出来事を思い返す。男性の元勤務先はIT系企業で、従業員数400人ほどの大所帯。男性が入社して間もない研修期間中だった頃に、専務が100人ほどの主要メンバーを引き連れて辞めてしまったという。男性は、
「できる人ばかりが一斉にいなくなり、『とんでもない会社に入社したものだ』と、えらく後悔しました。とてもじゃないが長く勤めるところではない、できるだけ早く辞めようと思いました」
と当時の胸中を明かした。
ほかには、
「被害妄想が強すぎる社長。年に1回は『会社を乗っ取られる』とか言って、部長クラスをクビにしている」(30代男性/管理・事務職)
という声も寄せられている。
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