ハイデル、シュミット新体制の中で冬の移籍市場を迎えている、1.FCマインツ05。その最初の新戦力となるのは、アイントラハト・フランクフルト所属ドミニク・コールとなるのか?地元の”Hessischer Rundfunk”では基本的な関心を伝えていたが、どうやら既に交渉は進行中にある模様。近く成立の運びとなる可能性は十分にある。

 コールが置かれた状況は、決して順調なものとはいえない。26才のMFはアディ・ヒュッター監督の下で起用が続いてはいたものの、ここのところはジブリル・ソウ、本日37才の誕生日を迎えた長谷部誠らによるダブルボランチが活躍をみせており、さらにセバスチャン・ローデの後塵を拝しているところ。

 そのためかつてレヴァークーゼンやアウグスブルクにてプレーした経験をもつ同選手が、新天地を模索することはむしろ理にかなったことであり、それと同時にマインツの補強ポイントが左サイドバックと共に、ボランチにあることもまた周知の事実。とりわけ闘争心や精力性といった改善点に、コールはまさにマッチしたタイプの選手だといえるだろう。