2017年全米OP女王 新型コロナで祖母と叔母が他界「果てしなく深い、心の痛み」

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女子テニスの2017年「全米オープン」優勝者であるスローン・スティーブンス(アメリカ)。日本時間15日にTwitterで、祖母と叔母が新型コロナウイルスにより亡くなったことを明かした。

スティーブンスは「果てしなく深い、心の痛みを感じる。ここ数週間で祖母と叔母が安らかな眠りについた。新型コロナウイルスはクリスマスの翌日にアンナおばさんを、さらに先週日曜日には祖母を連れていってしまった」と報告。


そして、次のように二人への感謝の気持ちをつづった。


「二人のおかげで私は自分らしくなることができたし、私に強さと信念を与えてくれた」「おばあちゃんは、私たちが人生の中でどれだけ力強くなれるかを教えてくれた。感謝の気持ちがどれだけ人を高みに連れていくかを。優しさがいつでも勝つことを。私たちはあなたの美しい心、満面の笑顔、堂々としたかっこよさ、その全てを称えます」


「叔母が私に教えてくれたのは、ノーと言われても決して諦めず夢のために戦うということ。転んでも立ち上がり、何よりも自分自身を愛すること」


「おばあちゃんとアンナおばさん、祈りを捧げる時にあなたたちの声が聞こえるわ。あなたたちはいつも私のそばにいる。私はあなたたちを愛しています。安らかにお眠りください」


スティーブンスはこのメッセージと共に自身と祖母、自身と叔母の写真をそれぞれ投稿している。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全豪オープン」でのスティーブンス
(Photo by Fred Lee/Getty Images)