モヤコーチ 全豪OPはナダルに帯同せず。「家族と一緒にいることにした」

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2月1日に開幕する男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」で、今シーズンのツアーをスタートさせる予定のラファエル・ナダル(スペイン)。その彼はオーストラリアシーズンを、コーチのカルロス・モヤ(スペイン)抜きで戦うこととなった。

モヤコーチは13日、自身のTwitterアカウントで「ラファと話した後、私はチームと一緒にオーストラリアには行かないことを決めた」と報告。


最近ではブラジルのケーブルテレビBandSportsによると、ロジャー・フェデラー(スイス)が「全豪オープン」を欠場した理由の一つとして、検疫により家族と離れることを望まなかったと大会関係者が証言。また現地11日には、ジョン・イズナー(アメリカ)も「家族と長く離れたくない状況なんだ」と話し、全豪欠場という決断をした。


そして、モヤコーチも彼らと同様に考えているようだ。


「スペインがウイルスと共に生きるデリケートな状況なため、私は自宅から大会を見守り、両親や子供たち家族と一緒にいることにした。チームの幸運を祈る!!」


ナダルのオーストラリアでのスケジュールは、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、大坂なおみ(日本/日清食品)らと共に、29日にアデレードでのエキシビションイベント「A Day at the Drive」に参加予定。その後メルボルンに向かい、2月1日に開幕の「ATPカップ」、そして2月8日開幕の「全豪オープン」へと続いていく。


(テニスデイリー編集部)


※写真は2020年「全仏オープン」でのモヤコーチ(左)とナダル(右)
(Photo by Tim Clayton/Corbis via Getty Images)