【写真:Getty Images】

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第4節のFC東京対上海申花戦が現地時間27日に行われ、FC東京が2-1で勝利を収めた。この試合でFC東京のFWディエゴ・オリヴェイラが受けた危険なタックルに対しては、中国のファンやメディアからも批判の声が上がっている。

 D・オリヴェイラは後半立ち上がりにMFチン・ションによる背後からのスライディングタックルを受けて負傷交代。明らかにボールに届かない形で伸ばされた足のスパイクの裏がふくらはぎを直撃する非常に危険なプレーだったが、主審はチン・ションに対してイエローカードを提示したのみだった。

 D・オリヴェイラは自力で立ち上がることもできず担架に乗せられて交代。同選手の状態についてクラブからの具体的な発表はないが、DF渡辺剛が「ディエゴの件は許せない」「ディエゴの分も戦わなきゃ」、DF森重真人が「ディエゴの為にも」とSNSでメッセージを投稿するなど、負傷離脱が見込まれる状況となっていることがうかがえる。

 チン・ションのファウルに対しては中国メディアも危険なプレーとして批判的な論調。『新浪体育』は「レッドカードになるはずだった」と判定に言及。『チタンスポーツ』も「故意のファウルに対してレッドカードを免れた」とし、DFアイディによる終了間際のファウルも含めて「VARがあったとすれば退場」だったと述べている。

 日本だけでなく中国のファンからもSNS上などで批判が相次いでいるとして紹介されている。中国『捜狐』は、一部ファンからチン・ションに対して「生涯出場停止」にするべきだという声があること、Wikipediaの同選手の記事が書き換えられて「殺人王」というニックネームが加えられたことなどを伝えた。

 チン・ションはこれまでもラフプレーの目立つ選手として批判の対象となっていた。「多くの中国人ファンから“悪役”と呼ばれているチン・ションが再び火をつけた」「何年経っても悪行は変わっていない」と中国メディアは述べ、過去に相手選手を負傷させたプレーについても振り返っている。

text by 編集部