【海外発！Breaking News】トイレから出られなくなった幼稚園児、3階窓から飛び降りる（中国）＜動画あり＞

中国の幼稚園で先月末、男児が3階から飛び降りるという信じられないような事故が発生した。男児はトイレの中から鍵をかけたところ、外に出ることが出来なくなったため、窓からの脱出を図ったのだという。『今日聊城头条』『新浪首页』などが動画とともに伝えている。

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中国・山東省東臨沂市の幼稚園で先月29日朝9時40分頃、トイレに自分で鍵をかけて出られなくなってしまった男児が3階の窓から飛び降りた。

男児は窓を開け、転落防止のための柵を乗り越えてしまったようで、動画では男児が窓の外の壁に張り出したわずかな隙間に立っているのが見て取れる。

窓の下では教師らが「飛ばないで！」と男児に向かって何度も叫んでいるが、男児はしばらくすると膝を曲げ手を広げるようにして飛び降りた。それはまさに一瞬の出来事で、周囲には女性教師のものと思われる悲鳴がむなしく響き渡った。

ただ幸いなことに、窓の真下では男性警備員が腕を広げて待機しており、男児は警備員の腕をすり抜けてしまったものの地面に直接叩きつけられずに済んだようだ。

その後、病院で検査を受けた男児は右の額の骨にヒビが入っていたが命に別状はなく、大事を取って5日間入院した。

この事故を受けて警察は、幼稚園の安全管理体制に不備がなかったかなどについて調査を進めているが、SNSでは「あんなに簡単に窓を乗り越えられるものなの？」「転落防止の柵の高さが半分までしかない」「明らかに施設設備に問題があるでしょう」「なぜもっと早く気づかなかったの？」と幼稚園を非難する声が多数あがっている。その一方で警備員の活躍を称える投稿も多数見られた。

中国では今年7月、2歳児がアパート5階のエアコン室外機置場から転落したが、隣人がキャッチして助かっている。また3月には、11歳と9歳の兄妹が「ゲームのキャラクターのように死んでも生き返ることが可能だろうか」と自宅の屋根から飛び降りて重傷を負っていた。

画像は『今日聊城头条　2020年11月2日付「官方回应 ＃幼儿园男童3楼跳下被保安接住」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）