無印良品で販売されている『素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)』をご存じでしょうか。

なにやら聞き慣れぬ名称ですが、タイカレーです。ココナッツミルクは使われず、ナンプラーやハーブの風味がダイレクトに響く味わい。軽い気持ちのカレー好きには向かないかも!?

無印良品|素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)|350円

無印良品のオリジナルカレー『素材を生かしたカレー ゲーンパー(森のカレー)』は350円(税込)。内容量は180g、カロリーは171kcal(脂質 12.2g、炭水化物 8.3g、食塩相当量 3.0g)。調理はパウチパックのまま熱湯加熱または中身を移して電子レンジ加熱で。製造所はにしき食品です。

そもそも「ゲーンパー(Kaeng pa)」とは聞き慣れない名称ですけど、「タイ東北地方発祥のカレー」なんだそう。タイカレーでは定番のココナッツミルクは使われません。これは発祥地の森林エリアではココナッツが身近な存在ではなかったことが理由らしい(へぇ〜)。

タイ料理やインド料理が好きで、その手のこだわりの店を食べ歩くのが趣味、みたいな人向きかな。ナンプラーとハーブが主役。塩辛くもあり、唐辛子もよく効き、人は選ぶけどハマる要素は強め。そんな個性派テイストです。

口当たりはさらっとしたスープ系。タイカレーではおなじみのこぶみかんやレモングラスのエスニックな酸味に加え、黒しょうがなどのハーブ要素も。各要素がそれぞれダイレクトに風味を主張している感じですね。とにかく味が強い(一般的なタイカレーって、こういう風味要素をココナッツミルクでまろやかにまとめているんですかねぇ)。具材については鶏肉、たけのこやさやいんげん、ベビーコン、ぶなしめじなどが食感しっかりと入っており、ボリューム十分でしょう。

タイ系やインド系など多国籍カレー好きを自認する方は『ゲーンパー(森のカレー)』をぜひどうぞ。風味のクセや辛さは強めの一品です。