小学館は、7月1日、葛飾北斎、東洲斎写楽、歌川国芳らの傑作をモチーフにした、和樂オリジナル浮世絵切子グラス9種を発売すると発表した。価格は13,000円(税別)から。本日より公式通販にて発売を開始する。

小学館の雑誌「和樂」の推進する浮世絵プロジェクト「UKIYO-E 2020」より、9種類の印象的な浮世絵切子が登場。人気浮世絵師5人の名画をモチーフに、メーカー3社とコラボレーションし、清水硝子の「北斎びっくり富士山グラス」2種類、椎名切子(GLASS-LAB)の「キリコレンジャー」5種類、但野硝子加工所の「国芳3Dぐい呑み」2種類の合計9商品の販売が開始された。


「北斎びっくり富士山グラス」(清水硝子)
のぞき富士:14,500円(税別)
さかさ富士:13,000円(税別)

「北斎びっくり富士山グラス」は、透かして見たらアラ不思議! 山の谷間に富士山が見える葛飾北斎の代表作「冨嶽三十六景」をモチーフにした切子グラス。

切子ではめずらしい淡い緑色の「さかさ富士GREEN」は、ふたつの富士山の稜線をつないだ会心のデザインで、正面にそびえる名峰・富士山と、水面に映った逆さ富士をみごとに表現。グラスをさかさまにしても成り立つ絵柄が面白い。

瑠璃色の被せガラスが涼しげな「のぞき富士BLUE」は、北斎が描いたように立ち並ぶ材木の向こうに富士山を望むことができるデザインだ。


「国芳3Dぐい呑み」(但野硝子加工所)
クジラ:88,000円(税別)
がしゃドクロ:88,000円(税別)

但野硝子加工所が手掛ける「国芳3Dぐい呑み」は、今にも飛び出しそうな歌川国芳の「クジラ」と「がしゃドクロ」が描かれたダイナミックなぐい吞み。但野硝子加工所二代目の但野英芳さんが製作したもので、流れるような色彩と写実的な彫刻が印象的だ。

グラデーション状の色彩が、深く削れば淡く、浅く削れば鮮やかに出てくる特性を生かした芸術的な逸品。


「キリコレンジャー」(椎名切子(GLASS-LAB グラスラボ))
国芳RED/北斎BLUE/写楽YELLOW/広重GREEN/歌麿PINK:各15,200円(税別)

椎名切子の「キリコレンジャー」は、砂切子の技術を使ったポップなミニグラス。世界に誇る5人の浮世絵師の傑作をグラフィック化し、底に緻密なサンドブラストで柄入れしている。グラスのサイドは花びらのようにカットし、優美な外観にするとともに、底面の浮世絵がサイドからもチラリと覗くように作られている。

ラミネート(フィルムを貼る)加工で着色されたポップな色合いも魅力的だ。

<商品詳細および購入はこちらから>
「北斎びっくり富士山グラス」(清水硝子)
http://intojapanwaraku.com/chalab/104035/
「キリコレンジャー」(椎名切子(GLASS-LAB グラスラボ))
http://intojapanwaraku.com/chalab/104033/
「国芳3Dぐい呑み」(但野硝子加工所)
http://intojapanwaraku.com/chalab/104037/

株式会社小学館
URL:http://www.shogakukan.co.jp
価格:13,000円(税別)〜
2020/07/01