“そうめん”の揖保乃糸にパスタが!

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 夏の人気メニュー“そうめん”のブランドとして知られる「揖保乃糸」に、手延べの技術でつくった「龍の夢パスタ」があると話題に。「えっ、揖保乃糸のパスタたべてみたい」「探してみよう」「なんだと!」「気になる!」とSNSをざわつかせています。すでに食べた人からは「これホントに美味しいよー!」「何コレ!?うまっ!ツルッツルのモッチモチや(๑´ڡ`๑)」「素麺みたいな食感で美味しかったです」「ちゅるっとして美味い.」という声が集まっています。

【写真】手延べの技術で、既存のパスタ以上に細く美味しい麺を実現

  “そうめん”と言えば…というほど知名度のある「揖保乃糸」が、なぜパスタを作ることにしたのか。生産組合工場420軒の品質管理をおこなう「兵庫県手延素麺協同組合」(兵庫県たつの市)の担当者さんに聞きました。

 ──なぜパスタも作ることになったのですか?

 定番のそうめんや冷麦に限らず、さまざまな麺作りがどこまでできるかという一種のチャレンジとしてスタートしました。パスタを作ることで製造技術を向上させて、揖保乃糸の良さを再認識していただくとともに、新たなファンの獲得につなげるためです。

 開発は、既存のパスタ以上に細く美味しい麺を作ろうという思いで時間をかけ、2014年(平成26年)に発売しました。

 ──パスタの原料のデュラム小麦をつかい、手延べ素麺の作り方で作っているということでしょうか?

 デュラム小麦も使用しながら、独自にブレンドした小麦粉を使用しています。パスタを手延べの製法で作るのはとても難しいのですが、手延べ特有のソフト感と細さを出すとともに、かんすいによるしっかりとした食感を出して完成させました。

 手延べ製法は、数本の麺の帯に縒りをかけながらねじり合わせていきます。そのため、1本の麺の中に空洞がたくさんでき、茹でる時にこの穴に湯が入り込むことで、より早く均等に麺が茹で上がります。そのため茹で時間が約2分〜2分半と短いのも特徴になっています。

 ──どんな食べ方がおすすめですか?

 冷製パスタにすると喉ごしの良さが実感でき、細めの麺にソースの絡みがよいのでおすすめです。バジルソースなどのあっさりとした味付けが、より揖保乃糸のパスタの特徴を楽しめると思います。

■実際に作って食べてみた!

 ぜひ食べてみようと近所のスーパーをまわってみましたが、見つけられず。「ECサイトで購入いただくのが確実かと思います」ということで、ネットで購入しました(1袋・税込310円)。

 そうめんのように紙が巻かれた80グラムの束が、1袋に3束入っています。色は、そうめんに比べると黄色。一般的なパスタに比べたら細いですが、カッペリーニ(冷製パスタでよく使われる細いパスタ)よりはちょっと太め。

 メニューは、おすすめされたバジルソースのパスタにすることに。塩が入っているので、塩を入れずに茹でます。茹で時間が短いので、火をとめるタイミングがむずかしい。筆者は、2分15秒で火をとめたのですが、ほんの少し茹で過ぎでした。茹で上がりをそうめんのように流水で洗い水気をきると、けっこう麺同士がくっつきます。麺の上にソースを置くのではなく、ソースをからめるタイプのレシピがよさそうです。今回は、バジルソースをからめて完成!…お味はというと、小麦が感じられるモチモチ感で、それでいてすっきりおいしい。パスタとそうめんの間のような味なので、和風ソースも合いそうです。ちなみに「龍の夢」には、手延べラーメンや冷やし中華麺もありますよ。

(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・太田 浩子)