昨夏の移籍市場閉幕直前に、ボルシア・ドルトムントから1年間の期限つきにて、ヘルタ・ベルリンへと加入したマリウス・ヴォルフ。ここまで24才のオールラウンダーは、ヘルタにて期待に応えるパフォーマンスをみせているところであり、「マリウスはチームに好影響をもたらしてくれる。とても意欲的で精力的だ」と、マネージャーを務めるプレーツ氏は評価。

 そのためヘルタとしてはヴォルフの来季残留に努めたいところだが、しかしながら契約に定められた買取オプションの金額は2000万ユーロであり、コロナ危機前から金額面について不安視されていたのだが、今はより厳しい状況にあると言えるだろう。

 ヘルタとしては買取金額の低下を目指したいところであり、「ドルトムントとの話し合いを行う。」と、プレーツ氏もコメント。さらにヴォルフ自身も、ドルトムントとの契約を2023年まで残すが、ヘルタへの残留の意思があり、これから駆け引きが展開されていくことになる。