“売上は全て店舗へ還元” 雑食音楽集団・SAIRU 未音源化楽曲をCDとして販売し、ライブハウスやWEB SHOPなどで販売

2020年4月23日 12時0分

5人組バンド・SAIRUが、ライブハウスなどの支援のために、新しい取り組みをスタートさせた。

「旅する音楽」を掲げ、REGGAE・ROCK・JAZZ・HIP HOP・民族音楽などバックボーンの異なる5人のメンバーが土臭く感情的な人生のSOUNDTRACKを奏でる雑食音楽集団・SAIRU。LIVEにおいてはインストゥルメンタルにも関わらずアジテーターが喋り・煽り続ける独自のスタイルで、屋内外問わず日本各地のライブハウス・クラブ・野外フェスを騒がせている。

そんな彼らが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、経営が困難を極めているライブハウス、Bar、クラブ、飲食店などを支援する目的で、これまでCDとしてリリースしてこなかった音源と新曲を収録したCDを制作。そして、そのCDを店舗で販売してもらい、売上を全て各店舗に還元するという取り組みを始めた。

この取り組みに対して、メンバーのKoheiは「今は金銭的な支援が重要だと考えています。微力ではありますが大切なお店に少しでも貢献できれば嬉しいです。」とコメントしている。

また、現在、外出自粛の要請が出される中、店舗に直接出向き購入することが難しい現状を鑑み、期間限定でWEB SHOPもオープン。ユーザーがWEB上で店舗を選び、商品を購入することで売上の全てが指定した店舗に支払われるシステムだという。

WEB SHOPについてKoheiは「このサイトを通して初めて知るお店もあると思います。どの店にするか迷った際は、直感でお店を選んでCDを購入してください。商品の内容は全て同じになります。ふと立ち寄ったお店でCDを買うような感覚で購入してくれたら嬉しいです。そしてまた皆で遊べるその日が来たら是非お店に足を運んでみてください。きっと素晴らしい世界が待っていると思います。」とコメント。

また「このCDが皆様の日々を少しでも明るく彩ることができたらバンドマンとしてこんなに嬉しいことはありません。この現状を一緒に乗り越え、LIVE会場でまた集まれる日を楽しみにしてます。また現場で笑って会いましょう！」とも語っている。