【エンタがビタミン♪】美空ひばり『川の流れのように』の裏話、秋元康の「もう1回歌ってもらえますか」にスタジオ凍り付く
そんな美空ひばりさんだけにレコーディングでも1回歌えば「100点」のパフォーマンスを見せて、関係者が「これで大丈夫ですね、素晴らしいです」とOKを出すのが常だった。
『川の流れのように』のレコーディングも一発で「素晴らしいですね、じゃあこれで」という流れになるはずだった。しかし、秋元康が「すみません、もう1回歌ってもらえますか?」と要望したのである。
レコーディングスタジオにいた関係者がピリつくなか、当の美空ひばりさんは落ち着いたもので「わかったわ〜」と応じてもう1回歌ったところ、さらに素晴らしいものになった。
そのエピソードを明かした高橋みなみは「美空ひばりさんに『もう1回歌ってもらえますか』と言ったのは秋元さんが初めてらしい」という。
当初はアルバム『川の流れのように〜不死鳥パートII』(1988年12月発売)からポップス調のナンバー『ハハハ』をシングルカットする予定で、スタッフの意見は決まっていた。
しかし美空ひばりさんが、自分の人生とアルバム表題曲『川の流れのように』の歌詞を重ねて「お願いだから、これだけは私に決めさせて」とシングルカットを熱望したというエピソードは有名だ。
作詞した秋元康は彼女の『川の流れのように』に対する思いを誰よりも分かっていたからこそ、可能性を信じて「もう1回歌ってもらえますか」とさらに踏み込めたのではないだろうか。
Twitter上では「そして今日も音楽に助けられるのだ 川の流れのように 美空ひばり」、「美空ひばりさんの歌を聴くとすごく癒やされます。特に川の流れのようにが好き、辛いことがあるたびに、この歌を聞いて、泣いて、また乗り越えてこれからも、その繰り返しです」といった声が見受けられるように、美空ひばりさんの思いは作品を通じて人々の心に残り続けることだろう。
画像2枚目は『高橋みなみ 2018年6月9日付Instagram「昨日秋元さんとお久しご飯してきました」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
