エル・エム・エスの債権者説明会にて、当社の動向が注目されていた

 (株)アサヒナ(TDB企業コード:401026236、本店=東京都文京区本郷3-6-7、代表朝比奈幸一郎氏)は、12月4日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。

 破産管財人は、長島良成弁護士(東京都千代田区五番町5、長島良成法律事務所、電話03-5276-1321)。債権届け出期間は2020年1月22日まで。

 当社は、1991年(平成3年)3月に(株)エル・エム・エス(東京都文京区、理化学機器卸)の倉庫、配送業務を目的として設立。倉庫、配送業務のほか、理化学機器の輸入販売やエル・エム・エスに対する各種ポンプの販売も手がけ、2003年9月期には輸入業務から撤退したものの、同期の年売上高は約4億1900万円を計上していた。

 その後もエル・エム・エス関連業務を手がけるなか、今年11月19日に同社が東京地裁へ民事再生法の適用を申請。同社の筆頭株主でもある当社についても影響が懸念され、11月25日開催の債権者説明会において「なんらかの処理をすべきだ」との説明がなされ当社の動向に注目が集まるなか、今回の措置となった。

 負債は現在調査中。