【前園真聖コラム】第271回「森保一監督のターンオーバーに賛成する理由」
僕はこのメンバー選考がとてもいいと思っています。特に、これまで日本代表はある程度固定されていたので、ベネズエラ戦はなかなかアピールの機会が与えられていなかった選手にとって大きなチャンスになります。
森保監督にかかる負担を心配する声もあります。今回もキルギスから帰国するとすぐにU-22日本代表の練習を指導して試合の指揮を執り、その直後にまた日本代表に合流するスケジュールになっているようです。
もっとも、これは就任するときからわかっていたこと。森保監督は何の言い訳もしないでしょう。ただ、日本サッカー協会は少しでも監督の負担が減るようにサポートして欲しいと思います。
僕が1つ心配なのは、来年の五輪に向けて、現在のU-22日本代表チームがどのくらい活動できるかということです。チームを作り上げるために、できる限り時間を重ねたいのが本音でしょう。ですが海外で活躍する選手は、アンダーカテゴリーの活動に対して招集しやすいとは言えません。
さらにインターナショナルマッチデーにはワールドカップ予選があります。日本サッカー協会は当然のように日本代表のほうによりプライオリティを置くはずです。ならばこういうターンオーバーや12月のE-1選手権を使って五輪世代を強化してほしいと思います。
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1973年生まれ。横浜フリューゲルス、ヴェルディの他、ブラジルなどでプレー。アトランタ五輪では、主将として28年ぶりに五輪出場を決めた。2005年引退後は解説の他、少年サッカー普及に従事。2009年、ビーチサッカー日本代表としてW杯に出場。ベスト8に貢献した。