低稼働の脱却難しく…日産がインドネシア「第1工場」を閉鎖
日産は計14拠点で生産合理化を実施する計画を7月に示した。インドネシアも対象に入っており、計画公表時は「1ラインを止めている」と説明していた。第2工場は存続する方向で検討し、2工場で計830人を削減する計画は変えない。
14年に第2工場が稼働し、同国での日産の年産能力は25万台になった。ただ「ニッサン」、新興国向け「ダットサン」ともにブランド力が上がらず、18年の販売台数は前年比3割減の計約1万7000台の低水準。また同国の自動車市場は悪化しており、19年1―7月の累計販売は前年同期比14%減の約57万台に落ち込んだ。事業環境は厳しく、日産は第1工場の稼働率向上は難しいと判断した。
日産では前会長カルロス・ゴーン被告が主導した中期経営計画(11―16年度)「パワー88」中に投資した新興国の工場が特に低稼働率に苦しむ。合理化計画を早期に具体化し、数量規模から質重視の経営への転換を急ぐ。
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