メリット多数…ゴミ焼却炉は完全自動運転の時代へ
JFEエンジニアリングは18年10月に「新田清掃センター」(新潟市西区)で、焼却炉の完全自動運転の実証に成功した。同焼却炉に続き、東京都三鷹市・調布市の焼却炉でも現在実証中。19年度に他2カ所で実証運転を行う考え。
新潟市の実証運転ではベテラン運転員の操作をAIに学習させるとともに、燃焼画像の1分ごとのデータや温度センサーの情報をビッグデータ(大量データ)で分析・活用して、完全自動運転を達成。
焼却炉のゴミは地域や炉のサイズにより違いがあることから、他の焼却炉で同様の自動運転を実施。データをAIに学習させ、商品化につなげる。
システム導入で、運転員のローテーション勤務の調整が容易になる。技能の育成期間も短縮できるほか、安定燃焼によりゴミ焼却発電量を増大できるメリットがある。売電収入の増加で運営コストを改善できる。
JFEエンジは、IT専門知識のない社員でもAIやビッグデータを活用できるデータ解析ツールを18年11月に開発。焼却炉自動運転システム営業にも、この利点を生かす。
