日本の航空機サプライヤーが大注目する島根の材料試験所
このうち、金属組織評価は、顕微鏡写真などを人が見て評価・判断するため、P&Wと定期的にすり合わせる。また、半年に1度の監査があり、記録を改変できないような手順が定められるなど、認定の維持には厳しい管理が求められる。
P&Wのエンジンでは、欧エアバスの「A320ネオ」に搭載される「PW1100G―JM」の増産が見込まれている。開発にはIHIや川崎重工業など日本勢が参画しており、多くの工程を手がけている。品質確保に向けて、材料試験へのニーズも高まっているという。
キグチテクニクスはこうした材料試験所の認定を、すでに米ゼネラル・エレクトリック(GE)、英ロールス・ロイス、独MTUエアロ・エンジンズから取得済み。仏サフランからも試験片の加工で認定を持っている。旧共産国を除き、世界の有力なジェットエンジンメーカーの認定を軒並み取得したことになる。
