『スカム』メインビジュアル

写真拡大

連続ドラマ『スカム』のビジュアルと予告編が公開。あわせて大谷亮平の出演が明らかになった。

【動画と画像を見る(2枚)】

6月30日からMBS、7月2日からTBSで放送される同作は、ルポライター鈴木大介の著書『老人喰い 高齢者を狙う詐欺の正体』が原案。2008年の東京近郊を舞台に、振り込め詐欺に手を染める若者を描く。一流企業に入社するも半年で新卒切りに遭い、父親の難病治療のために振り込め詐欺に従事する主人公・草野誠実役を杉野遥亮が演じる。

公開されたビジュアルには主人公の草野と前野朋哉演じる相棒の清宮が黒いスーツに身を包んだ姿が写し出されている。予告編では地上から約15mのクレーンに吊るされた草野が「なんでもしますからああ!」と懇願するシーンや、戸塚純貴演じる悪友から紹介を受けて詐欺被害者が振り込んだ金をATMで下ろす姿、会社の研修と称して行なわれる電話アポイント営業の様子、和田正人演じる店長の朝礼の場面などが確認できる。

あわせて出演が発表された大谷亮平は、草野ら詐欺師を束ねる組織のボス役を演じる。詐欺稼業の資金源である金主たちからの重圧に耐えながら、現場の詐欺師たちを信用し、守り抜こうとする義理堅い男、という役どころだ。