長谷川博己

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2020年に放送されるNHK大河ドラマ『麒麟がくる』の語りと追加キャストが発表された。

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長谷川博己が明智光秀役で主演を務める『麒麟がくる』は、明智光秀の前半生に光を当てて、戦国初期の戦乱の中、各地の武将たちが天下を狙って戦う様を描く「一大叙事詩」。脚本は1991年の大河ドラマ『太平記』を手掛けた池端俊策によるオリジナルとなる。

語りを担当するのは、市川海老蔵。追加キャストには、木村文乃、南果歩、村田雄浩、徳重聡、片岡愛之助、檀れい、佐々木蔵之介、滝藤賢一、谷原章介、眞島秀和、吉田鋼太郎が名を連ねる。

木村は光秀の正室・煕子役、南は斎藤道三の側室・深芳野役、村田は「美濃三人衆」と呼ばれた斎藤道三有力家臣の1人である稲葉良通役、徳重は明智家に仕える家臣・藤田伝吾役、片岡は今川義元役、檀は織田信秀の継室・土田御前役、佐々木は後に秀吉となる藤吉郎役、滝藤は足利義昭役、谷原は室町幕府末期の幕臣・三淵藤英役、眞島は光秀の生涯の盟友・細川藤孝役、吉田は松永久秀役をそれぞれ演じる。

今回の発表とあわせて、題字を中塚翠涛が手掛けたこともわかった。

■市川海老蔵のコメント
2020年はオリンピックの年であり、私事ではありますが襲名の年でもあります。
そのような節目の年にこのような大役をいただき、大変光栄に思っております。
魅力的な作品づくりの一助となるよう、精一杯せいいっぱい勤めさせていただきます。

■中塚翠涛のコメント
戦国時代に想おもいを馳はせながら、荒々しく激動の世の中を生き抜いた明智光秀の内に秘めた強い想いと、その周りで支えた人々の姿を筆に託しました。
強さを前面に押し出さず、時代の空気感をどう表現するかということを意識しました。
ご依頼いただいた際、変化の波をどう乗り越えていくか?という点において、今回のドラマは今の時代と重なる部分がある、というお話があったことが、とても印象に残っております。
新時代の大河ドラマに関わらせていただけたこと、大変光栄に存じます。