フジテレビ、「全番組をクラウド管理」で狙う収益機会
送出マスターは、テレビ局からスカイツリーなどの送信所やネット放送局に放送信号を送るシステム。「放送局の心臓部」とも言われ、番組やCMを時間通りに放送する役割を果たす。同社はおおむね10年に1度改修している。
まずは地上デジタル放送で適用したが、順次BSやCS放送も新マスターからの送出に切り替える。これまで放送波ごとにVTRで納品していた番組素材が一つのデータファイルで納品でき、番組の制作・編集作業が効率化する。
放送番組をクラウドで保管すると、動画配信など放送以外のサービスでも番組コンテンツを活用しやすくなる。
今後放送番組を蓄積して2021年には外販に乗り出す。テレビの広告収入が減少傾向にある中、番組素材を多面展開し、収益の柱の一つに育てたい考えだ。
