あれ? あのサイトで登録したパスワードなんだっけ?

過去に会員になったウェブサイトなどに久しぶりにログインしようとしたとき、IDやパスワードが思い出せないなんてことはないでしょうか。

そんなことがしばしばある東京バーゲンマニア記者は、SNSで「パスワード管理帳」なるアイテムを発見! どんなものかチェックすべく、購入してみました。

「いままで手帳とかに書いてたけど...」

「パスワード管理帳」(108円)はキャンドゥで、2018年11月から販売されています。

全30ページ、計60件のID・パスワードを記入できます。

サイズは横約9センチ×縦約14センチ。スマートフォン「iPhone 7 Plus」(5.5インチディスプレイ)とほぼ同じ大きさです。

もともとは、100円ショップの一般ユーザーが新商品のアイデアを投稿するウェブサイト「みんなの100円ショップ(みん100)」で商品化を望む声が多かったことで、輸入文具企画・販売会社「ハピラ」が販売に乗り出した商品です。

実際に購入したユーザーからも、「便利」との声がSNSに多数寄せられています。

「いままで手帳とかに書いてたけど毎年書きかえてて...今度からは入れ替えだけでいいから便利〜」

「普通にノートにメモっててもいいんだけど、予めテンプレートがある方が便利よね」

「機種変なんかでさIDとかパスワードとか忘れちゃう人この管理帳いいよ!!」

「自分のためでもありますが、私に万が一のことがあった場合に、家族に分かるように」

便利だけど取り扱いには注意

記者も試しに記入してみました。記入項目は「サイト名」「ID(ユーザー名)」「パスワード」(2列)「メールアドレス」「備考欄」があります。パスワードは2つまで記入できるので、定期変更や2重ロックにも対応できるのは便利ですね。

最後のページには

「個人情報ですので、盗難や紛失には十分ご注意の上、使用・保管してください」

といった注意書きもありました。

たしかにパスワードが一括管理できるのでは便利ですが、他人の手に渡ってしまったら情報漏えいが起こり、大きな損害・損失が発生する可能性もあります。

SNSでも、情報漏えいを危惧する声は出ています。コンパクトなので持ち運びも楽ですが、取り扱いには十分注意してください。