負傷に顔をゆがめるアラベスMF乾貴士

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[5.4 リーガ・エスパニョーラ第36節 アラベス0-1ソシエダ]

 リーガ・エスパニョーラは5日、第36節を各地で行い、MF乾貴士所属のアラベスはソシエダに0-1で敗れた。UEFAヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の6位と勝ち点差『5』となり、来季の出場は絶望的。乾は当初ベンチ入りメンバーに入っていたが、ウォーミングアップ中に負傷したため、急きょスタンドで戦況を見つめた。

 アラベスの公式ツイッター(@Alaves)は試合直前、乾はウォーミングアップ中の怪我のため出場可能な選手リストから外れたことを発表。代わりにBチーム所属のMFパウリーニョ・デ・ラ・フエンテが入ったことを明かした。

 乾はリーガ・エスパニョーラ第33節のバリャドリー戦(△2-2)の試合途中に右足首を負傷。第34節のバルセロナ戦(●0-2)を休養し、第35節ビルバオ戦(△1-1)で途中出場していたが、今節を前に再発したとみられる。

 試合は前半24分、ソシエダFWウィリアン・ジョゼのミドルシュートがアラベス守備陣に当たり、コースが変わってネットに入るという形で失点。後半で反撃に出ようとしたが1点が遠く、アラベスはこれで8試合勝ちなし(3分5敗)となった。