中国でモテモテの三菱自動車エンジン、生産縮小のなぜ?
保有株式を売却するのは1998年に設立したハルビン東安汽車動力股份有限公司との合弁会社「ハルビン東安汽車発動機製造(DAE)」。三菱自が保有する同社株式15・3%を売却する見通し。三菱自はDAEに対してエンジンのほか、手動変速機(MT)や自動変速機(AT)の技術支援を行っていた。今回の売却により、中国でのエンジン生産3拠点が2拠点になる。
SAMEはエンジンの生産累計が17年に500万基を超えるなど実績を積み重ねてきたが「今後の投資はリスクがある」(三菱自幹部)と見ている。ただ、別の三菱自幹部によれば「SAMEの株式売却は検討していない」という。
中国における三菱自のエンジンは、コスト競争力の高さから現地メーカーに多く採用されている。だがNEV規制などに伴う需要変化を見越してエンジン事業を見直す。今後は資産効率の最大化を進めつつ、現地合弁先と電動車の分野で協業を深める方針だ。
