「元議員秘書」社長が失踪の末に倒産、太陽光ビジネスの闇
表向き好調な業績推移をたどっていたはずが、18年8月上旬、小薄代表との連絡が突然途絶えた。今となっては、同社のビジネスのどこまでが真実で、どこまでが虚偽だったのかも判然としない。
この間、「社長は海外に逃亡した」「取引先への支払いが滞っている」「給与も払われていない」などの情報も飛び交った。本社に一部残っていた従業員も代表と連絡が取れない状況が続くなか、営業活動は8月下旬以降、事実上停止に追い込まれた。
すでに支払い不能に陥っていたエナジーネクストに対して、昨年12月下旬、債権者が横浜地裁へ破産を申し立て、約2カ月後の2月15日に開始決定が下りた。
自己破産ではないため詳細な数字は判明せず、破産管財人による今後の調査に委ねられることになるが、最終的に債権者は100人を超え、負債額も数十億円規模に達する見込み。
従業員らの話によれば「受け取った事業資金を小薄社長が私的に流用していた模様」という。この点もあわせて、破産手続きの中で真相が明らかになることを期待したい。
(文=帝国データバンク情報部)
<企業概要>
(株)エナジーネクスト
住所:神奈川県藤沢市藤沢1015
代表:小薄洋平氏
資本金:1000万円
負債:推定20億円

