車載強化に突き進む日本電産・永守氏の狙い
買収するのはオムロンの子会社「オムロンオートモーティブエレクトロニクス(愛知県小牧市)」を中心とする車載電装部品事業全般で、同事業の18年3月期の売上高は1331億円だった。
オムロンオートモーティブはキーレスエントリーなどボディー系やモーター、電源などを対象とした制御製品が強み。日本電産は14年にホンダ系のホンダエレシス(現日本電産エレシス)を買収し、モジュール化戦略を本格化した。それでも足元では「ECU関連のキャパシティーは不足している。オムロンの500―600人の技術者を獲得できることもメリット」(永守CEO)と述べた。またセンサー技術などを融合させ、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転でもシナジー創出を狙う。
今後のM&A(合併・買収)についてはモジュール化をさらに進めた「プラットフォーム化に取り組む」(同)と方向性を示した。
