片寄涼太&吉野北人のW王子対談「好きな子にどう接する?」「普通だと思います」
女性の夢がギュッと詰まった今作から、ともに所属するグループのボーカルを務める片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE/24)と、吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE/22)にインタビュー!
――片寄さんは、セレブ王子・朱雀奏を。吉野さんはダンス王子レッドの天堂光輝を演じていらっしゃいますね。
片寄「奏は亡くなった母親との“運命の人とお付き合いする”という約束を守って、これまで恋愛をしてこなかったんです。だから、すごくウブで、何も知らない。小学生の男子が好きな女の子のスカートをめくる感覚のツンデレを持っています。
そういうのって僕自身にはないと思います。僕ならまっすぐに気持ちを伝えるし、裏腹な態度はとらず、よくしてあげたい。作品では、奏の恋愛に対するピュアな感じが意地悪に見えないように演じようと思いました」
吉野「僕が演じた光輝は、最初はすごく地味な学生なんです。ある日、(ヒロインの)果音に一目惚れをして、そこから男磨きを始めます」
片寄「(吉野は)好きな子ができたら、どう接する?」
吉野「僕、普通だと思います」
片寄「それ、絶対に普通の態度じゃないと思う(笑)。相手にバレてるよ」
吉野「あ〜(苦笑)。もしかしたら、奏みたいに意地悪しちゃうかもしれません」
片寄「うそ! まだ、子どもだな(笑)」
吉野「はい(笑)」
――会話が弾むふたり。今作を通してさらに距離が縮まったのでは?
片寄「そうですね。よく話すようになりました」
吉野「いろいろと教えていただいています。演技やアーティスト活動のことなんかを」
片寄「自分が言えることは、たいしたことじゃないですけど。今年に入っていちばんに送ったメッセージは“お世話になった人や先輩に正月のご挨拶のLINEを送りなさい”です。新年早々、先輩の僕自身が言うっていう(笑)」
吉野「新年早々、叱られました(苦笑)」
片寄「もしかしたら、やっているのかなとも思ったんですけど、念のために。言うとわかる子なんです(笑)」
――一緒に食事に行くこともありますか?
吉野「ごはんは、まだないですね……」
片寄「僕が、飲んでいるところに電話して呼んだことはあります(苦笑)」
吉野「すぐ行きます! って電話を切ったら、20秒後くらいにまたかかってきました。“まだ?”って(笑)」
片寄「電話を切ると急にさみしくなるんですよ。なんなら、電話で話しながら来てほしいくらい(笑)」
――それでは、ふたりで遊びに行くなら、どこへ?
片寄「(吉野に向かって)行きたいところある?」
吉野「実家に行ってみたいです」
片寄「僕の? ハハハハ」
吉野「大阪って、ごはんおいしいですよね」
片寄「じゃ、USJとか行く? そのあと、難波に行ってごはん食べて」
吉野「いつ行きますか?」
片寄「それより、(吉野の)実家に行ってみたいよ」
吉野「ぜひ宮崎に来てほしいです。ビックリすると思います。とにかく星空がすごいんです!」
片寄「いいな〜、行きたいな」
◆片寄の思う『プリレジェ』の見どころ
「試写会で見たときに、前半の(王子たちのアップがテンポよく次々に現れる)ド派手な感じが楽しくて見やすかったからか、後半のドラマチックな部分の自分の演技を見て恥ずかしくなっちゃいました(笑)。(作品のテンションの緩急で)見てくださる方々が、映画に入り込んでいただけたらいいなと思っています。
女性同士でも、男性と一緒でも、男女問わずに見ていただきたい。男性目線だと、“いやいやいや”ってことが、いっぱいあると思うんです(笑)。そういうところも含めて楽しんでほしいです」
◆吉野の思う『プリレジェ』の見どころ
「(今回のドラマ&映画で演技を初経験)最初はガクブルでした(笑)。どうやって落ち着こうって。『PRINCE OF LEGEND』は、いろいろな展開が詰め込まれている新しいエンタメ作品です。
おもしろい部分もあれば、キュンキュンしたり、最後には感動もある。いろいろな感情で楽しんでいただけたらと思います。(作品中の)お姫様抱っこも、壁ドンも初めて挑戦しました。この経験を、今後に生かしたいと思います(笑)」
<撮影MEMO>
ツーショットの撮影で、カメラマンが吉野に「片寄さんの肩に手をのせられますか?」とリクエスト。すると、恐縮しながら「いいですか?」と尋ねる吉野に、笑顔で「どうぞ、いくらでも」と片寄。ふたりを見守るスタッフも思わず笑顔に。
美しく尊い男たちが“伝説の王子”になるべくバトルを繰り広げる
映画『PRINCE OF LEGEND』
3月21日(木・祝)全国東宝系にてロードショー
(C)2019「PRINCE OF LEGEND」製作委員会