12日に愛知県豊田市のマンションの敷地で飛び降りて自殺したとみられる小学6年生の女児2人の父親が、14日に教育委員会宛てに連名で出した手紙の内容が公開された。手紙には、「今回の件では親として大変心を痛めています。大切に思うのは、残された6年生や在校生が平静を取り戻し落ち着いた卒業式、明るい中学校生活に向かってくれることです」と書かれている。NHKニュースが報じた。

また、両家の間で話し合い、互いに納得しているとしたうえで「これ以上、子どもたちを巻き込む調査などは望みません」とも綴られている。

豊田市教育委員会は、遺族の意向に配慮しながらも問題の原因究明を放置することはできないとして、子どもたちの心のケアや再発防止に向けた適切な調査を実施するとしている。



小6女児2人死亡 父親が連名で手紙「これ以上調査望まず」(NHKニュース)