重工業のIHIがデザイン思考導入へ、その狙いとは?
IHIが東北芸工大と結んだのは「ビジネスパートナー協定」で、大学と同協定を結ぶのは初。従来、オープンイノベーションの窓口は主に技術開発本部が担ってきたが、今回はグローバル・営業統括本部が参画し、事業化を前提に協業を進める。
山形銀行や自治体など地域のネットワークを生かし、地場企業の参画も促す。資金調達に苦慮している中小・ベンチャー企業は多く、大企業の経営資源や大学・研究機関の知見を組み合わせることで、早期事業化に結びつく可能性がある。
IHIは14年にIHI横浜エンジニアリングセンター(横浜市磯子区)に「IHIつなぐラボ」を開設するなどオープンイノベーションを推進している。17年度から斎藤保会長が旗振り役となり、地方創生にもつながる新たな連携モデルを探ってきた。
