ホロホロとほどけるような食感が魅力の、豚の角煮。これからの年末年始のおもてなしにも活躍します。

つくるのに時間がかかるイメージがありますが、豚バラ薄切り肉を使うことで、味わいはそのまま、時間はわずか10分程度でできるんです!
ここでは、ESSEonlineライターの主婦・ハピコさんがそのレシピをつくってレポートしてくれました。


豚バラ薄切り肉で、角煮をつくる方法!

豚バラ薄切り肉を使って!初心者でも簡単につくれる豚の角煮



【材料(4人分)】

・豚バラ薄切り肉 250g×2パック(合計500g)
・A[水2/3カップ 酒、砂糖、しょうゆ各大さじ2 みりん大さじ1] 
・コマツナ 150〜200g
・塩 少し
・練り辛子、七味唐辛子 各適量

【つくり方】


(1) 豚肉は250gずつ重なったまま、約15cm四方になるよう折りたたんで重ね、ラップをのせ、手のひらで上から押したり、四辺を押したりして、しっかりした四角形にする。


「この工程を手を抜かず、しっかりメジャーで15cmを測りながら形成するのが、上手につくるポイントでした。こうすることで豚バラでも、最後まで肉がボロボロになりません」


(2) フライパンに(1)を入れ、中火で両面を2〜3分、やや焦げ目がつくまで焼きつける。取り出し、肉がくずれないように8等分に切り分ける。


(3) フライパンをきれいにふいて(2)を戻し入れ、Aを加えて中火にかけ、フタをして7分ほど蒸し煮にする。


(4) 肉を煮ている間、コマツナを3cm長さに切って耐熱ボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で3分加熱し、塩をふる。


(5) (3)のフタを取って火を強め、照りを出すように煮汁をからめる。(4)とともに器に盛り、辛子と七味唐辛子を添える。


完成です!

長崎出身で、昔から角煮が大好きだったというハピコさんも、できばえに大満足。

「幼いときに中華街の露天で買ってもらった角煮まんは、豚肉にしっかり味がしみ込んでいて、何個でも食べられる感じがしました。でも、大人になってみると、面倒そうで、角煮をつくることはありませんでした」

豚バラの薄切り肉なら、下ごしらえも、長時間の煮込みも必要ありません。

「豚バラの薄切り肉とはいえ、初めて角煮をつくって食卓に出したら、夫も息子も大喜び! やはり、普段とは違う料理が並ぶと、家族はテンションが上がります。味も、豚肉にしっかり味がしみ込んでいて、7分ほど蒸し焼きにしただけとは思えないほどでした。ほろほろほどける食感が味わえて感動です」

ESSE12月・1月合併号
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これからのホームパーティシーズンにも活躍間違いなし。ぜひチェックしてみてください。

●つくってみた人
【ハピコさん】

1981年生まれ。夫、息子の3人家族。Livedoor公式ブロガーとして、無理をしない貯金ブログ『のんびり楽しく貯金』
を更新中。著書に『モノと家計を見直してお金のことで後悔しない暮らし方
』(KADOKAWA刊)がある

<レシピ/武藤裕子さん>