自動販売機の売り上げが世界一! 自販機大国の日本には、いったい何台あるの?

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日本では、屋外や屋内に関わらず自動販売機(自販機)が設置されている。

・飲料
・アイスクリーム
・たばこ
・新聞
・日用品
・カップ麺
にいたるまで様々な自販機がある。

また、自動サービス機というカテゴリーでは、
・両替機
・自動精算機
・コインロッカーなどの貸出機
といったものがある。

そんな自販機や自動サービス機は、いったい日本全体で何台くらいあるのだろうか?

一般社団法人 日本自動販売システム機械工業会では、「自販機普及台数」という資料をWebページで公開している。

その自販機普及台数によると、2017年12月末現在
・飲料:244万3,800台
・食品:7万1,900台
・たばこ:17万1,300台
・券類:5万5,200台
・日用品雑貨:23万8,600台
自販機合計:298万800台

日本の人口に対して、およそ42人に1台の割合で設置されていることになる。

ちなみに、両替機やコインロッカーといった「自動サービス機」は、全国に129万600台あるそうで、そうした自動サービス機と自販機を足した合計は427万1,400台にもなるそう。

また、「自販機普及台数及び年間自販金額 2016年版」によると、2016年1月〜12月に自販機および自動サービス機によって、販売・提供された商品・サービスの年間売上金額(年間自販金額)は、4兆7,360億3,470万円にものぼる。これは世界一の売上金額だという。

同レポートによると、アメリカの最新データ(2013年)では、アメリカにおける自販機普及台数は645万900台と日本を上回っているものの、売上は4兆1,846億円程度と日本よりも下回っているとのことだ。

なお、ヨーロッパにおいては、EVA(欧州自動販売協会)などの推計によると飲料・食品自販機が380〜390万台、たばこ自販機が40万台程度とされているとか。

アメリカやヨーロッパと比較して同等かそれ以上の普及台数を誇り、売上も世界一という日本は間違いなく自販機大国なのだ。

日本自動販売システム機械工業会


執筆:2106bpm