ケフィアグループ関連倒産、かぶちゃん農園が破産開始
かぶちゃん農園(株)(TDB企業コード:985468257、資本金1億円、長野県飯田市川路7592-1、代表鏑木武弥氏)は、10月1日、東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。
破産管財人は内田実弁護士(東京都港区虎ノ門1-15-12、虎ノ門南法律事務所、電話03-5577-5808)が選任されている。事件番号は平成30年(フ)第7144号。
当社は、2004年(平成16年)5月に設立され、2007年5月にケフィア・アグリ(株)から現商号に変更していた。当地の地域特産物である市田柿をはじめとする農産物や農産物加工品の企画・開発・製造・販売を手がけ、「ケフィアカルチャー」「かぶちゃん農園オンラインショップ」などのウェブサイト及び新聞広告で募集した個人会員向けカタログ通信販売を行う(株)ケフィア事業振興会(東京都、代表鏑木秀彌氏)向けの販売を主力に、県内外の商社や百貨店にも販売。市田柿関連商品を中心にりんご、安納芋、ヨーグルトなど幅広い商品を扱い、2009年8月期には年売上高約35億3600万円を計上していた。
積極的な広告宣伝や新商品投入などにより業容を拡大させてきたが、管理体制が追いつかず、その後売り上げも低迷。2014年8月期の年売上高は約10億2400万円へ後退したが、その後増収に転じ、2015年と2016年には相次いで名古屋市内オープンした「かぶちゃんおいしい実感ショップ」も販売を押し上げ、2017年8月期には年売上高約32億5900万円まで回復させていた。しかし、この間も取引先に対する支払い遅延が発生するなど資金繰りは安定せず、ケフィアグループ全体に対する信用不安が拡大。こうした中、2018年9月3日に(株)ケフィア事業振興会が東京地裁に関係会社3社とともに自己破産を申請。当社側は事業継続の意向を示していたが、信用も一層悪化し、今回の措置となった。
負債は2017年8月期末時点で約21億8600万円。
破産管財人は内田実弁護士(東京都港区虎ノ門1-15-12、虎ノ門南法律事務所、電話03-5577-5808)が選任されている。事件番号は平成30年(フ)第7144号。
当社は、2004年(平成16年)5月に設立され、2007年5月にケフィア・アグリ(株)から現商号に変更していた。当地の地域特産物である市田柿をはじめとする農産物や農産物加工品の企画・開発・製造・販売を手がけ、「ケフィアカルチャー」「かぶちゃん農園オンラインショップ」などのウェブサイト及び新聞広告で募集した個人会員向けカタログ通信販売を行う(株)ケフィア事業振興会(東京都、代表鏑木秀彌氏)向けの販売を主力に、県内外の商社や百貨店にも販売。市田柿関連商品を中心にりんご、安納芋、ヨーグルトなど幅広い商品を扱い、2009年8月期には年売上高約35億3600万円を計上していた。
負債は2017年8月期末時点で約21億8600万円。