「重要な勝利」「偉大なこと」 メッシが敵地クラシコ3-0快勝に喜び露わ
1得点1アシストでレアル撃破に貢献 試合後にフェイスブックを更新
首都マドリードを舞台に行われたエル・クラシコ第1戦は、バルセロナの3-0勝利に終わった。
敵地で勝ち点3を持ち帰る原動力となったのは、2点目のPKを決めたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだが、試合後に自身のフェイスブックで「重要な勝利だった」と記している。
レアルが1試合少ないとはいえ勝ち点差11、そして史上初のデーゲームで実施されたクラシコということもあり、今回の一戦は普段とは違う様相を呈した。前半はレアルのハイプレスの前にメッシがボールを持つ場面は少なかったが、後半に入ると徐々にバルサの攻撃が機能し始める。
後半9分に鮮やかなカウンターからウルグアイ代表FWルイス・スアレスが先制点を奪うと、その10分後には波状攻撃でレアルDFダニエル・カルバハルのハンドを誘いPKを得る。このキッカーを務めたメッシが渾身の左足キックでGKケイラー・ナバスが伸ばした手を破る一撃を決めた。そして後半アディショナルタイムには、メッシのラストパスから途中出場のDFアレイクス・ビダルが3点目を決めて勝負あった。
大一番で2得点に絡み、自身のクラシコ通算得点数も25ゴールとしたメッシ。30代で迎える初めてのクラシコでも、その才能を見せつける形となったが、自身のフェイスブックで次のように喜びを露わにしている。
「メリークリスマス、そして抱擁を贈るよ!」
「エル・クラシコで重要な勝利を挙げて今年の最後を終えられるのは偉大なことだ。皆さんにメリークリスマス、そして抱擁を贈るよ!」
リーガ・エスパニョーラ第17節終了時点で、レアルは1試合未消化とはいえ、両者の勝ち点差は14まで開いた。2シーズンぶりのリーガ覇権奪回に向けて大きすぎる勝利に、メッシらバルサイレブンも心地良くクリスマス休暇に入れるはずだ。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
【動画】「レアル・マドリードvsバルセロナ」のハイライト(動画期限:18年1月22日)
「レアル・マドリードvsバルセロナ」のハイライト(動画期限:18年1月22日)