【コラム】昌子が最終ライン統率へ…若きDFコンビ、サウジ戦完封なるか
この日の日本代表は、チームの移動バスが渋滞に巻き込まれて到着しないというアクシデントが発生。ヴァイッド・ハリルホジッチ監督らコーチングスタッフと選手たちがハイヤーとタクシーに分乗して練習会場のアル・アハリ・スタジアムに入ることとなった。次戦での先発復帰が予想されるFW本田圭佑(パチューカ)がDF三浦弦太(ガンバ大阪)やDF酒井高徳(ハンブルガーSV)と同乗してスタジアムに乗りつけるという珍しい光景も見られた。が、特に選手たちに動揺した様子もなく、淡々とトレーニング場に入ってボール回しをスタートさせた。その傍らでFW大迫勇也(ケルン)がハリルホジッチ監督に呼ばれ、5分以上の個別ミーティングを実施。練習後にはミックスゾーンに現れたものの、一言も発することなく報道陣の前を立ち去った。サウジアラビア戦はケガの大事を取ってベンチ外になりそうな雲行きだ。
そこで問われるのが、昌子の統率力とリーダーシップである。鹿島では守備の要として君臨する彼も、代表ではまだ5試合出場のみ。76試合に出場している吉田との経験値の差はやはり大きい。「僕もまだ先輩面できる立場ではない」と本人も認めつつも、年下の“相棒”のよさを引き出すことを心がけていくつもりだ。
「弦太はビルドアップがうまいから、極力、それを活かしてどんどん前に行ってほしい。守備に関しては対人も強いし、走るのも速いし、あんまり弱点のない選手かなと。僕よりも全然、クオリティーやレベルは高い人だと思うので、お互いに高め合って、サポートしながらやっていければいいですね。ナオの場合は極端なファイター気質というか、つぶし屋みたいなところがある。弦太はどっちかというと僕に近い方なのかなと思うし、麻也くんより結構合うかもしれない。やってみなければ分かりませんけどね」と昌子は若い2人の特長を分析。高評価する三浦との新コンビ結成への意欲ものぞかせた。

