これは「刺さる」ルックス。箱形ボディに最新ユニットを備えたEVトラックを米Bollinger Motorsが発表
【ギャラリー】Bollinger Motors B1 (47枚)

車高の高さと大径のマッド・タイヤを見れば、このクルマのオフロード走破性が想像つくが、ミニマリストなスタイリングとフラットな外板からは、その実用性が窺える。

パワートレインは、60kWhまたは100kWhのバッテリーパックと、2基の電気モーターを搭載し、最高出力360hp、最大トルク640Nmを発揮。0-60mph(約96.6km/h)加速は4.5秒と驚くほどの速さだ。
60kWhのバッテリーによる航続距離は120マイル(約193km)で、レベル2の充電器では7.3時間、あるいはDC急速充電器なら45分で充電が完了する。100kWhのバッテリーなら航続距離は200マイル(約322km)、充電時間は12.1時間(レベル2)または75分(DC急速充電)だ。
B1は標準でCHAdeMO規格の急速充電に対応し、ガソリン等価換算燃費は67.4MPGe(約28.7km/L)と発表されている。

Bollinger社による最初のクルマということで、同車はその"実用性"に重きが置かれている。前後に1基ずつの電気モーターを搭載する4輪駆動で、強大なトルクと最低地上高の高さ(約25〜50cmに調節可能)から、オンロードでもオフロードでも余裕ある走りができるだろう。
四輪独立懸架式のサスペンションとセルフレベリング機構、分割式のアンチロールバーを備え、オフロードでは最大のアーティキュレーションと、LT285/70R17というサイズのBFグッドリッチ製マッドテレーン・タイヤによる最大のトラクションを得られる。

Bollinger Motorsのロバート・ボリンジャーCEOは、「B1は完全電気トラックなので、移動可能な電力源としても使えます」と語る。
トラックの後部には2つの110ボルトのプラグが備わり、屋外で電力を供給することができる。荷物の積載性にも優れており、フロントには容量14立方フィート(約396L)の荷室があり、後部の荷台はリア・シートを取り外せば0.5インチ(約1.3cm)のベニヤ板72枚が積める。
リアの荷台からフロントの荷室まで伸びる開口部は、長尺物も収納でき、テールゲートを閉じた状態でも、2x4インチ(5x10cm)角、最大12フィート(約365.7cm)の長さの物を24本積載できる。さらに、B1は最大6,100ポンド(約2,767kg)をけん引することが可能だ。

ボリンジャーCEOによれば、価格は今年末に発表される予定だが、現在はまだ、米国で安全に生産できるように取り組んでいるところだという。これが完了すれば、19ヶ月以内に納車を開始できると見込みだそうだ。B1に興味を持たれた方はBollinger Motorsの公式サイト(英語)もご覧いただきたい。
【ギャラリー】Bollinger Motors B1 (47枚)
By JOHN BELTZ SNYDER
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
