1日の楽天戦で主催試合観客動員100万人達成 [提供=埼玉西武ライオンズ]

写真拡大

 西武は1日楽天戦で、1万7865人を動員し、今季の主催試合の観客が100万人を突破した。

 44試合目での100万人達成は、昨季の46試合を抜いて、チーム名に“埼玉”を冠した2008年以降、球団史上最速となった。(※プロ野球の観客動員数が実数発表となった2005年以降を含めても最速)

 特に、平日の動員数は昨年比112.2%(43試合終了時点)と好調。今季から導入した「フレックス価格制度」や60歳以上を対象に、内野自由席のチケットが1,000円になる「プラット割」、6月30日のプレミアムフライデーに実施した「生ビール半額デー」が平日の観客動員数増加につながったと説明した。また、4月5日のオリックス戦は、春休み期間中の子ども連れの家族が来場しやすいようにと、平日でありながらデーゲームで実施したところ、1万5千を超える観客が来場した。

 さらに、「そもそものファンを増やす施策」としてSNSコンテンツの拡充や、ポスターデザインの刷新、ライオンズキッズパークの新設など、様々な取り組みも実施。事業部コミュニケーショングループの市川徹さんは「その成果が出てきた」と納得の表情だった。

 チームは2011年以来となる10連勝で、首位楽天まで「6」ゲーム差に。選手会長の炭谷は「2008年以降、最速での100万人達成、本当にうれしく思います。ご来場いただきましたファンの皆様本当にありがとうございます。これからシーズン終盤まで厳しい戦いが続くと思いますが、僕たちはリーグ優勝そして日本一へ向けて戦っていきます」と気合を入れなおし、「ぜひ皆さまの熱いご声援をよろしくお願いします。皆さまの声援が僕たちの力になります。メットライフドームドームで待っています」と呼び掛けた。