2日、Koboパーク宮城で行われたプロ野球公式戦、福岡ソフトバンクホークス対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦は、5-4でソフトバンクが勝利。楽天はエース・岸孝之が先発し、序盤のリードを守って優位に試合を進めてきたが、8回の継投策が裏目に。4点を失い逆転を許した。

すると、TBS「S1」では「野村監督4年ぶり仙台上陸で生ぼやき!!」と題し、元楽天監督で野球解説者の野村克也氏が、仙台を訪れ、現地で解説を行う様子を伝えた。

まずは初回。楽天の攻撃で島内宏明が出塁すると、打順は2番のペゲーロに。「バントで送るっちゅうわけにはいかないし」と、「2番・ペゲーロ」に異を唱えた野村氏は、そのペゲーロが三振すると「どう見たって適材適所って感じはしない。打線にならない。打順だよ」と、さっそくぼやいてみせた。

2回には、ソフトバンク・松田宣浩が初球を豪快に空振り。これを見た野村氏は「頭使ってるのかな、これ。そういうイメージ全くないね。来た球を打つっていう」と話したところで、松田は2球目をホームラン。同氏は「けなしたら打つね。いつも不思議だわ。聞こえてるのかなんだか、しゃべれなくなっちゃう」と苦笑いを浮かべた。

今度は、6回のチャンスに打順が回ってきた松田。対するキャッチャー・嶋基宏のリードは外角勝負というものだったが、4球目に内角を要求すると、野村氏は「考えない人(松田)に裏はない。嶋ちゃんよ、裏なんかないよ」とキッパリ。「いつも教えたろ。そういうバッターにはコースは甘くていいから外寄りの低目。シンカーとかスライダーとか変化球を低目。で、ひっかけさせる」と捲くし立てた。

それでも嶋は、続くボールもストレート。これを見た野村氏は「わからん。さっきから再三言ってるように低目に変化球。ひっかけさせる。ゴロゾーンに変化球」と強調。楽天バッテリーは、8球目に投じた外角の変化球で松田を三振に仕留めたが、野村氏は「それをもっと先にやれ。イライラするね」と怒り心頭だった。

8回表には、続投する岸の疲労を指摘した野村氏。連打で1点を返され、抑えのエース・松井裕樹が8回途中からマウンドに上がるも、悪い流れを断ち切ることはできず。味方のエラーとタイムリーで逆転されると、今度は楽天の継投策を「全てが悪循環。一手も二手も遅い。(岸は)8回の頭から交代だよね」と指摘した野村氏だったが、久々の“元ホーム”については「なんともいえない我が家みたいな気がします」と嬉しそうな表情をみせた。