「フリースタイルダンジョン」晋平太、葬いの菊の花束を蹴って因縁の進撃開始

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即興のラップバトル番組『フリースタイルダンジョン』3rd SeasonのRec7-3。

最初のチャレンジャーは、チームアマチュアクルー。
peko
ふぁんく
K-razy
の3人。

チャレンジャーがモンスターに挑戦して勝ち抜けば賞金100万円。
即興で、韻を踏みながら、言葉とリズムを相手にぶつける8小節3ターンの勝負だ。
3本勝負、2本先取で勝利。
ただし、判定が全員一致するとクリティカルとなり即勝利確定である。


モンスターはDOTAMA×サイプレス上野×T-Pablow。
「ブサイクな臭いブレスの再プレスなしのサイプレス上野だよ」
と、UMB2014「サイプレス上野 vs ふぁんく」戦で、ふぁんくがカマしたフレーズを
「HIDADDYが10年前に言ったラインで負けちまって」と放つ。
(このへん確認できなかった。知ってる人、教えてください)
3on3、モンスターがクリティカルで勝利。

続いて登場したチャレンジャー、チーム根深い人。
たまちゃん
KMC
NONKEY
に対するのは、
DOTAMAとR-指定。
DOTAMAさんが「ヒッピーと井手らっきょのまがいもんみてえな」と相手の見た目をディスり、
さらに、「司会業になれない人の成れの果て」とディスる。
モンスターがクリティカルで勝利である。

チャレンジャー2チーム続けて、いっぱつクリティカル敗退。
モンスター強いッ。

そして、晋平太の登場。
放送開始から審査員を務めていたが、突然の降板。
「どうしても挑戦したくなっちゃったんで、審査員を辞めさてもらいます」
そして、いま、いよいよ襲来である。
さらには、このタイミングで般若が異例の登場。
しらふモードで、「オリジナルメンバーで行く。T-Pablow R-指定 サイプレス上野 漢、で、俺」と宣言した。
いやがおうにも盛り上がり、最終回なのかッとツイートもざわつく。

晋平太さんの顔も、コロコロコミックの主人公の顔みたいにギラギラみなぎっている。

サイプレス上野が真っ白なスーツで登場。
そういえば、サイプレス上野さんも、フリースタイルラップ×青春ギャグ漫画『サウエとラップ〜自由形〜』を『少年チャンピオン』で連載中だ。(ネット上で1話が読める『サウエとラップ〜自由形〜』&マンガ内のラップ対決が動画で見れる)

真っ白なサ上、晋平太に菊の花束を差し出す。
プロレス的な演出もバッチリ。
晋平太「全然真剣さが足りない 全然新鮮さが足りない 今のこのダンジョン 俺晋平太が足りない」
とまずカマす。
晋平太「俺死ぬのかな? これいるのかな? この菊の花」
放って置いた足元の菊の花をキック。
放物線を描いて飛ぶ菊の花の軌跡。
おおおお。沸き立つ客席。
晋平太の登場VTRのフレーズを引用して、お涙頂戴はいらねぇ、と言って、ニヤっと笑うサイプレス上野。
真正面からアンサーする。

さらに、
「守るもんとか何もねぇとか 仲間家族はどこ行った?」
とツッコむ。
花を受け取る礼儀もないのか、とも言う。
晋平太「あれ 葬式の花だぜ 常識の中で考えてすぐに分かんじゃね?」
内容も韻もガッチリと応答。
バチバチの凄い勝負だったが、チャレンジャー晋平太がクリティカルで勝利。
いや、なにしろ次回は、漢a.k.a.GAMIさんと対決だ。
「因縁対決」とテロップも出た。
漢a.k.a.GAMIと晋平太の間に所属会社あれこれ大人の事情の因縁があり、審査員降板の理由はそちらじゃないのかって噂もあり。
Lilyさんも、泣きそうになってて、とうとう来たなこの時がッ! 次回、必見である。(テキスト/米光一成 イラスト/小西りえこ