「今からでも遅いくらい」吉田麻也が訴える″数字への意識″
テレビ朝日「Get Sports」(4日深夜放送分)では、「守備の要 吉田麻也 世界で戦うために」と題し、サウサンプトンに所属する日本代表・吉田麻也のインタビューを放送。中西哲生氏が聞き手となり、プレミアリーグや日本代表での戦いを語った。
まずは、先のW杯アジア最終予選(3月23日/UAE戦)で、長谷部誠のケガによりキャプテンマークを巻いたことについて、「僕以上に周りの方がすごく喜んでくれます」と笑みを浮かべた吉田だったが、実際のプレーに言及すると「僕としてはセンターバックなんでやるべきことは変わらない。結局チームを引っ張っていかないといけない。縦軸のラインで、いつもやってることと変わらない」と冷静に話した。
今や吉田は、サウサンプトンでも必要不可欠な存在となったが、プレミアリーグに移籍した2012年以降は苦しいシーズンが続いていた。それでも「なんで自分が出れないかをずっと模索していた」と切り出すと、今季出場機会が増えた理由を「自分が他の選手と違う特長を出せるのは、裏へのケアだったり、前の一歩っていう部分。走り方のトレーニングを取り入れて、アジリティも落とさない」と分析。動き出す僅かな動作をとことん見直すことで、守備のパフォーマンスが大きく向上したという。
また、考え方の部分でも、「数字にこだわるようになった」という吉田。以前はパフォーマンスを重視していたとするも、「結局評価されるのは何個0が付いたか。5年前、僕がどういうプレーをしていたかなんて誰も覚えていない。でも何位だったか、無失点を何個作ったかっていうのは絶対覚えている」とキッパリ。
13日に控えるアジア最終予選のイラク戦についても、「個で強い選手をしっかり止めることができるか。全員がもっと数字にこだわる。それは癖をつけておかないと、W杯でいざやりましょうじゃダメ。今でも遅いくらいなんですけど。今から毎試合数字にこだわる」と、代表DF陣に「失点0」に対する意識を求めた。
その上で、吉田は「4-0で勝ってても、1点取られて4-1になっちゃったら、それはもっと突き詰めなきゃいけない。そこの詰めの甘さを改善していかないといけない」と厳しく言い放つと、イラク戦には「前回(昨年10月)もギリギリで勝っているということを思い出さないといけない。すごくハッピーエンドで終わって、OKじゃなくて、しっかり掘り下げてなんでうまくいかなかったのかを分析しないと」、「いい状態で勝ち点3を取って、オーストラリアで決めれるくらいの気持ちでいかないと」などと自らを戒めるように語った。
まずは、先のW杯アジア最終予選(3月23日/UAE戦)で、長谷部誠のケガによりキャプテンマークを巻いたことについて、「僕以上に周りの方がすごく喜んでくれます」と笑みを浮かべた吉田だったが、実際のプレーに言及すると「僕としてはセンターバックなんでやるべきことは変わらない。結局チームを引っ張っていかないといけない。縦軸のラインで、いつもやってることと変わらない」と冷静に話した。
また、考え方の部分でも、「数字にこだわるようになった」という吉田。以前はパフォーマンスを重視していたとするも、「結局評価されるのは何個0が付いたか。5年前、僕がどういうプレーをしていたかなんて誰も覚えていない。でも何位だったか、無失点を何個作ったかっていうのは絶対覚えている」とキッパリ。
13日に控えるアジア最終予選のイラク戦についても、「個で強い選手をしっかり止めることができるか。全員がもっと数字にこだわる。それは癖をつけておかないと、W杯でいざやりましょうじゃダメ。今でも遅いくらいなんですけど。今から毎試合数字にこだわる」と、代表DF陣に「失点0」に対する意識を求めた。
その上で、吉田は「4-0で勝ってても、1点取られて4-1になっちゃったら、それはもっと突き詰めなきゃいけない。そこの詰めの甘さを改善していかないといけない」と厳しく言い放つと、イラク戦には「前回(昨年10月)もギリギリで勝っているということを思い出さないといけない。すごくハッピーエンドで終わって、OKじゃなくて、しっかり掘り下げてなんでうまくいかなかったのかを分析しないと」、「いい状態で勝ち点3を取って、オーストラリアで決めれるくらいの気持ちでいかないと」などと自らを戒めるように語った。