3日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝でレアル・マドリーに1-4と完敗したユヴェントス。落胆に包まれながら4日に本拠地トリノへと戻ったチームは、サポーターから温かく迎え入れられた。

だが、ライバルチームからは痛烈な皮肉を突きつけられている。その代表が、ローマMFラジャ・ナインゴランだ。親友のミラレム・ピアニッチが所属していることもあり、試合前にはユーヴェが勝ったら満足とも話していたナインゴランだが、4日にはインスタグラムのライブ配信で次のように述べている。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』が伝えた。


「オレは代表合宿中だ。ほかのヤツはすでにバカンスに行っているし、カーディフに旅行に行ったヤツらもいる。ベッドで寝ているヤツもいる。残念ながらそういうものだ。オレはカーディフに旅行に行くよりも、代表合宿にいることを選んだ」

また、かつてトリノでキャプテンを務めたモナコDFカミル・グリクも、ユーヴェに痛烈な“一撃”を浴びせた。グリクといえば、ユーヴェとモナコが対戦したCL準決勝で、ゴンサロ・イグアインを踏みつけたことが話題となった選手だ。

そのグリクはフェイスブックで、「元選手としてマドリーを祝福。正義はなった」とコメントしている。

2015年に続き、今季も3冠に迫りながら悲願の欧州制覇を逃したユヴェントス。アンドレア・アニェッリ会長やマッシミリアーノ・アッレグリ監督は来季の雪辱に意気込みを表したが、1年後にナインゴランやグリクを見返すことができるだろうか。