もうウソのニュースにはうんざりだ！　バルセロナのスペイン代表DFジェラール・ピケが激怒した。ツイッターで「選手による真のメディア」をつくると宣言している。

ピケが怒りをあらわにしたのは、19日の英紙『ミラー』の報道だ。ピケがスピード違反で罰金や6点の減点を科されるという内容。写真では、確かに道路わきに車を寄せた状態で、運転席のピケが不満げな表情を浮かべており、車の外には白バイ警官が立っている。

しかし、ピケによると、これはまったくのでっち上げ。警察と話しているところの写真を撮ったパパラッチが、1500ユーロ（約18万7000円）で写真を売るために、時速190キロのスピード違反で反則切符を切られたと話をでっち上げ、この写真を買ったメディアが裏を取らずに報道したというのだ。






さらに、ピケはスペインのメディアもその内容を吟味せずに報道を拡散したことで、「すでにダメージが生じている」と主張。「誰も、この流れを変えるために何もしない」と不満を表した。そして彼が出した結論は、自らで新たなメディアをつくるというものだったのである。






「これからの僕の目標は、これまでと違う、選手による本物のコミュニケーションツールをつくることだ。もううんざりだよ」

実際、警察からもピケが違反をしていないとツイートしており、ピケが「詳細ありがとう」と感謝している。


何かとお騒がせな言動が多いピケではあるが、事実と異なる報道で法を犯したなどと言いふらされては、たまったものではないだろう。具体的にピケがどのような行動を起こすのか、今後の進展が注目される。